痺れは、主に筋肉の間を走る神経に十分に酸素が行き渡らなくなることによって起きる。
正座で痺れ
正座をするとふくらはぎなどの血管が圧迫され血流が悪くなり酸素が十分運ばれなくなる。酸素不足になった神経は脳への信号を正しく伝達できなくなってしまう。
神経には「触った」「熱い」「痛い」などの体の感覚を脳に伝える感覚神経と脳からの司令を筋肉に伝える運動神経がある。
神経には太いものと細いものが交じって たばになっている。
血行不良になった時、最初に影響を受けるのが触覚をつかさどる太い感覚神経である。「ジーン」「ビリビリ」という鈍い痺れを脳に伝え始める。
次に温度や痛覚を伝える細い感覚神経にも影響が及ぶ。
「ピリピリ」「チクチク」という感覚を誘発し、さらに麻痺が進むとつねっても痛みを感じなくなる。
最終的には運動神経も麻痺する。ここまで来ると立てなくなってしまう。
痺れは、体に備わっいてる防御反応。神経の異常を知らせるサインです。
最初の痺れを察知したら ひどくなる前に対処しましょう。