20~30歳代
足にあった靴を選んでいますか?
自分の足に合わない靴をはき続けていたり、歩き方を間違えていたりして姿勢を悪くしている女性は少なくありません。
かかとが高い靴をはいた時は、かかとや親指から地面に着くと無理な姿勢になり膝に負担がかかってしまいます。足の裏全体で着地する様、心掛けましょう。
ヒールの高さを無理に上げると不安定になって姿勢が前屈みになります。その結果、
腰痛や肩こり、頭痛の原因になることもあります。
40~60歳代
お腹に力を入れて立っていますか?この歳になってくると、お腹がせり出している人が増えてきます。こうした人達によく見かけるのは、背骨を反らして歩く姿です。ところが、背骨は横から見るとS字型の状態が最も負担が少ないとされ、背骨を反らしたままで歩くと腰痛の原因になってしまいます。
お腹がせり出した人も、出来るだけお腹を引っ込める様に、又、お尻もすぼめる様に姿勢を保つことを心がけましょう。
職場や台所などでの立ち仕事の場合は、棒立ちになるのではなく足元に台を置いて片足を乗せ、膝を曲げておくと腰への負担が軽減されます。
70歳代
歩幅が狭くなっていませんか?
何度もつまずいたり、歩く速度が遅くなったり・・・。それは加齢で筋肉の量が減少する
サルコペニアが進んでいるのかもしれません。放置しておくと、ますます歩行が困難になってしまいます。予防には、筋肉量を増やすトレーニングを続けてみましょう。
ウォーキング、スクワット、四頭筋訓練などを行うと良いでしょう。
※サルコペニアとは 筋肉量が低下し、筋力又は身体能力が低下した状態