実は「あること」をすると脳の中に、ある物質が増え、自然と食欲が抑えられると言うのです。
① 人はなぜ食べ過ぎてしまうのか?
一般に、野生の動物は必要な分だけ食べたら、それ以上は食べないと言います。
ある実験でニホンザルに大量のサツマイモを与えた所、必要以上は食べませんで
した。
ところが、サツマイモにバターとハチミツを加えたとたん、いつもの4倍の量を完食
してしまいました。
実は甘みや油脂、だしなどおいしい物を食べると脳内でβエンドルフィン(快感物
質) が出ることがわかっています。これが「過度の食欲」の原因のひとつです。
また、「ストレス」でも「睡眠不足」でも食欲がアップすることがわかっています。
現代人は「過度な食欲」を大きくさせるものに囲まれています。
おいしい物を食べたときは、前頭前野(判断や意志決定をする部分)の活動が
明らかに下がってしまいます。
とても意志だけでは、食欲に打ち勝つ事が出来ないのです。
② 医学が発見した食欲を抑える物質!
食欲を直接抑えるために研究が行われ、発見されたのが「ヒスタミン」という物質で
食欲を抑える効果があります。
脳の中にヒスタミンが増えると食べる量が減り、ヒスタミンが減ると食べる量が増す
のです。
どうすれば良いのか?
「噛むという行為」がなんと脳の中だけでヒスタミンを増やすことか゛
わかってきました。
噛んだ刺激が脳内の結節乳頭核という部分に届き、ヒスタミンを量産させるのです
そして、ヒスタミンが満腹中枢を刺激することで、満腹感が高まるという仕組みです
脳内のヒスタミンは、内臓脂肪も減少させることもわかってきました。
ひとくちごとに30回程度噛むと良いです。
慣れるまでは大変ですが、
こんな簡単なことで、ダイエットできれば、やる価値があります。